フランス語では、話しているときには全ての単語を分かれて話すのではなくて、単語をグループとして扱って、連鎖しているのです。単語のグループを一つの長い単語であるかのように発音しています。それは、リズムグループといいます。よく一つの思想を表現しています。
どうやって文の単語やグループの単語を連鎖することができるのでしょうか。発音された語末の子音を次の単語の母音に合わせるのです。それは、子音の連鎖ということで、単語の子音が次の単語の母音に合わせられています。
例えば、 「elle habite en ville」という文の中では、可能な子音の連鎖は2つあります。
- 「elle_habite 」では、 「elle 」は子音 (/ɛl/)で終わって、 「habite 」は母音(/a bit/)で始まります。
- 「habite_en 」では、 「habite 」は子音 (/a bit/)で終わって、 「en」は母音(/ɑ̃/)です。
【注意点】 「en ville 」では、子音の連鎖はできません。なぜかというと、 「en」は母音 (/
ɑ̃/)で、 「ville」は子音(/
vil/)で始まるからです。
次は追加の例です。
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Il est un vrai casse-tête |
« Il est » は /i lɛ/.と発音します。 |
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pour avancer |
は /pu Ra vɑ̃ se/. と発音します。 |
グループの中では、最初の単語の語末の「
e 」は、母音で始まる次の単語の前に置かれている場合は、発音しません。 発音された語末の子音は次の単語の語頭の母音と結びつきます。
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Votre_intérieur |
は /vɔ tRɛ̃ te RjœR/.と発音します。 |
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Facile_et évident |
は /fa si le e vi dɑ̃/.と発音します。 |
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Face_au rangement |
« Face au » は /fa so/.と発音します。 |
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Faire_ici |
は /fɛ Ri si/.と発音します。 |