エリジオン
フランス語では、単語の最終子音を次の単語の一番目の母音を組み合わせた発音をすることがあるため、単語と単語の区切りは聞こえにくいです。
文法的に組み合わせた単語のグループでは、次の単語が母音から始まると、単語の最終母音(ほとんどの場合は「 e 」、「 a 」 、ときどきは「 i 」、「 u 」)は落ちます。落ちた母音はアポストロフ 「 ' 」を使って表記します。
発音では、落ちた母音の前にある子音は次の単語の母音と組み合わせて音節を形成します。例えば、
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L'employé, l'employée, l'ordinateur, l'université, l'immeuble, l'autobus. |
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Un employé / une employée / les ordinateurs / les universités / les immeubles / les autobus. |
一方で、複数形では次のようになります。
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Les employés, les employées, les ordinateurs, les universités, les immeubles, les autobus. |
落ちた母音は、ほとんどの場合は「 e 」 (le, ce, me, je, te, se, ne, de, que, parce que, puisque, lorsque, jusqueなど)であって、または「 a 」 (la)とsi + il -> s'ilの中の「 i 」でもあることがあります。
落ち
頻繁に使われる単語では、話し言葉で親しい場面だけでは、母音と子音は落ちることがあります。例えば、
- 母音の前の「 tu 」の中の[y]の落ちは次のようです。
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Tu en veux ?
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-> T'en veux ? |
- 「 il(s) 」の中の[l]の落ちについては次のようです。
「 Il y a 」 > 「 Y a 」
「 Il n'y a rien 」 > 「 Y a rien 」
「 Il n'y a pas de chemin. 」 > 「 Y a pas de chemin. 」