発音 / エリジオンと消失

A1 入門

エリジオン

フランス語では、単語の境目を聞き分けるのは難しいことです。というのは、先に来る単語の最後の子音と、次の単語の最初の母音をつなげて発音するからです。
文法的につながりのある単語のグループの中では、先に来る単語の最後の母音("e"、"a"の場合が最も多く、"i"、"u"のこともあります)は、続く単語が母音で始まる場合は発音されません。エリジオンされた母音があるときには、書き言葉ではアポストロフィー(" ' ")で示されます。
 
発音する場合は、エリジオンされた母音の前にある子音と続く単語の母音とで1つの音節を作ります。

l'infirmier, l'infirmière, l'ophtalmologue, l’œil, l'oreille, l'homme, l'hôpital,...  un infirmier / une infirmière / un ophtalmologue / un œil / une oreille / un homme / un hôpital

以上はすべて単数形ですが、複数形では次のようになります:

les infirmiers, les infirmières, les ophtalmologues, les yeux, les oreilles, les hommes, les hôpitaux.

エリジオンされる母音は"e"であることが最も多く (le, ce, me, je, te, se, ne, de, que, parce que, puisque, lorsque, jusque...)、"a" (la)や"i"(siとilが結合した形=s'il)のこともよくあります。

消失

気軽な場面における話し言葉に限って、よく使われるいくつかの単語の母音や子音が消滅することがあります。  - 母音の前に来る"tu"の[y]の音の消失

Tu en veux ?-> T'en veux ?

- "il(s)"の[l] の音の消失

"Il y a" > "Y a"

"Il n'y a rien" > "Y a rien"

"Il n'y a pas de chemin." > "Y a pas de chemin."